♪ 赤い靴 履いてた女の子 異人さんに連れられて 行っちゃった
誰もがどこかで聞いたことのある童謡「赤い靴の女の子」です。
明治から大正にかけての日本人が貧しかった時代、やむを得ず我が子を手放さなくてはならない家庭は少なくなかったのかもしれません。
秋田の地でも、数奇な生い立ちのゆえに生みの母と暮らすことの許されなかった金子ハツと、養母となったアメリカ人宣教師ミス・ハリソンの赤い靴の物語がありました。
秋田県鷹巣町出身の直木賞作家渡辺喜恵子氏の「タンタラスの虹」でも紹介されています。
また、女優の浅利加津代氏は一人芝居「足の裏の神様」でハツの一生を演じました。


秋田幼稚園について
1905年 ニーナ・スチーブンス宣教師夫人が
             宣教師館の中に秋田県で一番最初の幼稚園である
             秋田幼稚園を開設。
1910年 宣教師館隣りに専用の園舎を新築。
1928年 大町四丁目に礼拝堂・園舎を移転。
1940年 一番町(中通5丁目)に礼拝堂・園舎を移転。
     ツタの絡まる幼稚園として親しまれた。
1968年 高陽青柳町に移転。
2001年 現在の新園舎に改築。
2003年 保育室と玄関を増設。
2005年 創立100周年記念式典が行われた。
             園庭にコウヤマキの記念植樹をした。
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