
認定こども園秋田幼稚園はどんな園かと問われた時、どうお答えすればよいのだろう、と思います。まず、一つには「キリスト教会によって建てられた、キリスト教保育を行う園です」とお伝えすることができると思います。秋田幼稚園は1905年、今も隣に立つ秋田高陽教会(旧・秋田基督教会)のニーナ・スチーブンス宣教師夫人によって、 秋田で最初の幼稚園として開設されました。それは、神の愛を子どもたちに伝えることによって、子どもたちが、自分が生きているただそれだけで神さまから受け入れられている、「私の目には、あなたは高価で尊い。」(旧約聖書 イザヤ書43章4節)と言われるような存在であることを知り、自分がそうであるように他人もそのような大切な存在であることを知り、互いを尊重し、思いやる心を育てていくためでした。 秋田幼稚園がそのような園であることで、第二に、秋田幼稚園は「神の愛によって、大人も子どもも互いに愛し合いながら歩んでいく園です」とお伝えすることができます。子どもたちが先に述べたような、神の愛が豊かに注がれている尊い存在であるならば、幼稚園に連なる全ての人々、保護者の皆さまや教職員の一人一人も、そのような存在です。イエス・キリストは、「わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。」(新約聖書 ヨハネによる福音書15章12節)と言われました。子どもたち同士の信頼関係、子どもたちと保育者の信頼関係のみならず、保育者と保護者の皆さまの信頼関係、子どもたちと保護者の皆さまの信頼関係によって、この園は愛によって作り上げられていきます。その信頼関係によって、必ずや子どもたちは心も体も、その子にふさわしいかたちで成長していくと信じています。教職員一同、みなさまの大切なお子さまをお預かりし、その成長をお手伝いし、子どもたちが成長する喜びを共に分かち合っていきたいと心から願っております。
園長・チャプレン 田中 真

秋田幼稚園は、キリスト教保育を行っています。
子ども一人ひとりが、神を敬い人を愛する精神を養い、
人格形成の基礎をつくり、心身を育むための、保育・教育を目指します。
子ども一人ひとりが、神を敬い人を愛する精神を養い、
人格形成の基礎をつくり、心身を育むための、保育・教育を目指します。


一人ひとりの心を育む、遊びを中心とした人格形成
1
遊びを通して信頼・自立・自律・協調する心を育む。
2
自然と触れ合い、美しさや不思議に感動する心を育む。
3
神様のくださる恵みに感謝する心を育む。
4
友達、家族、まわりの人を大切にし、ともに生きることを喜ぶ心を育む。
5
保護者と教師の信頼関係のもと、学び合い、支え合いながら愛情豊かに子どもと向き合えるようにする。








